桜島フェリー、10月から深夜便廃止

2025年01月30日

・桜島フェリー、10月から深夜便廃止

 

鹿児島市は、桜島フェリーの深夜運航を10月1日から廃止すると発表した。桜島、鹿児島の両港を午前0時~3時半に出港する計8便が対象で、2023年度までの10年で利用が半減し経営を圧迫していた。ただし、救急搬送など緊急事態に24時間対応できるよう桜島港側に船1隻と船員や作業員を待機させる。

桜島フェリーは桜島、大隅地域の人口減や東九州自動車道延伸の影響で15年度から赤字が続く。運賃を値上げしても新型コロナ禍で収益は伸びず、船を5隻から4隻に減らし、昨年7月には運賃を再度値上げしたばかりだった。

10月以降、始発便と最終便はそれぞれ桜島港が午前4時、午後11時、鹿児島港が午前4時半、午後11時半になる。

 

 

 

 

 

桜島フェリー